in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社エンカレッジ 代表取締役社長 小森寿文氏登場。
本文より~
友人から「東京に行こう」と誘われた。府中のアパートで独り暮らしを始める。
この割烹料理屋に小森は8ヵ月ほど勤め、その後、友人に誘われるまま上京する。府中の小さなアパートが、東京暮らしの始まりだった。友人の父の紹介で、ある飲食店で働き始めた小森だったが、3年近くが経ち、「せっかく東京まで来たのだから、もっと派手な、東京っぽい店で働きたい」と思うようになったそうだ。
「そんな時、偶然、三宿の『ゼスト』を見かけたんです。暗闇のなかに浮かび上がるような感じで、これは凄いな、と。すぐに、お店を調べて働かしてくださいと押しかけたんです」。これがグローバルダイニングと小森の出会いだった。グローバルダイニングは厳しさでも有名だ。仕事ができないと容赦ない。「半年間ぐらい、アルバイトからもアゴで使われました。『おい、小森、これやっとけ』みたいな」。だが、その最初の関門を乗り越えた小森は、次第に中心メンバーから直接指導されるような立場になる。当時の、グローバルダイニングには、そうそうたるメンバーがいた。その人たちから直接、薫風を受けられたことが小森にとっては貴重な財産になる。・・・。
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