in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”にフードインクルーヴ株式会社 代表取締役社長 加藤清司氏登場。
現場を知らない社長が、改革に乗り出す。
「最初は、自信がなかった」と加藤は正直にいう。いくら数字の管理はできても、店の経営となると、また違う次元の話だ。いい人がみつかるまでの「リリーフ」でなければ、断っていたかもしれない。「週の前半を香川で過ごし、水曜や木曜からはこちらという生活が続きました。でも、徐々に東京にいる時間が長くなっていくんです」。村さ来は、居酒屋の老舗であると同時に、日本のフランチャイズの先駆けでもある。オーナーの大部分が、加藤より、年も、経験も上。そのオーナーたちから厳しい声があがる。「香川と東京を行き来して経営ができるのか」と。その声に応えるように、東京で過ごす時間が長くなっていくのである。
「現場を知らない」、加藤は経営者として弱みになるようなことも平気で口にする。・・・・。
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