in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社アドリブ 代表取締役 山岸大氏登場。
昔のバイト仲間がくれたきっかけ。1年越しのオープン。
「昔、飲食店でバイト仲間と『店をつくりたいな』みたいな話をしていたことがあるんです。そのうちの一人が、そのまま飲食店に就職して料理人になったんです。で、湘南のお店を任されていたんですが、会社が潰れそうになって、その友人に、店を買わないかと声をかけたらしいんです。友人もぼくも32歳ぐらいの頃です。その友人が昔の話を覚えていて、一緒にやらないか、と今度は彼がぼくに声をかけてくれたんです」。山岸が、飲食店経営に乗り出す直接のきっかけは、「一緒にやらないか」、この友人の一言だった。
けれど、結局、その店は山岸たちが資金ぐりをしている間に、他に流れてしまった。だが、いったん走り出したことで山岸の心から「起業」という言葉が離れなくなってしまった。だが、十分な資金があるわけではない。これならという物件に出会うまで1年かかった。その間、友人にはいつでも起業できるようにアルバイトをしてもらい、妻子のある彼のために前職の給与との差額を、山岸が自らのサラリーから捻出するという生活が続いた。持っていたクレジットカード10枚から、残らずキャッシングをしていたそうだ。・・・。
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