in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”にカフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長 楠本修二郎氏登場。
本文より~
早稲田の政経に進学。イベントなどの企画団体に所属し、プロデュース力の片鱗をみせる。
楠本が小学6年生になった年、楠本家は市内に戻った。父親の酔狂が終わったわけではなく、兄の高校受験という現実的な問題が優先されたからだ。楠本の父は根っからの博多男児だそうだ。剣道にうるさく、兄弟3人とも剣道をやっていた。姉と兄は、それなりの実績を剣道でも残したが、楠本は唯一抵抗し、剣道だけではなくサッカー部にも所属し、2つの部を掛け持った。ささやかな抵抗というところだろう。高校は修猷館高校という進学校に進んだ。だが、成績のほうは450人中、444番。3年生になっても成績は上がらず、早くから浪人を覚悟。というか、祭り好きで企画好きな楠本にとっては、9月に開催される運動会のほうが優先順位が上だった。副ブロック長となり、企画とリーダーシップの発揮に没頭する。この運動会が終わるまで勉強はお預け。さすがに巻き返す時間は残っていなかった。1浪の末、進んだのは早稲田の政経。浪人中の様子を伺うと「1年間365日1日も休むことなく、1日10時間勉強すると決め、好きな音楽も断った」とのこと。少年の自立心の芽生えが見て取れる。早稲田大学進学。周りには個性的な人間がそろっていた。起業家の卵も少なくなかった。楠本は「491」という企画団体に所属し、ライブハウスで開かれるイベントなどを企画するという活動を行なっていた。実際にパーティーを企画したり、雑誌に企画を持っていったりもした、この当時の活動が後の楠本の仕事につながっていく。ちなみに、この当時にはすでに「起業」という二文字が念頭にあったそうだ。・・・。
(社長記事やグルメ情報など飲食の情報はキイストンメディアPR事業部まで)
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