in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社トップアンドフレーバー 代表取締役 山内勝常彦氏登場。
野球少年は、プロをめざし、夢を追いかける。
野球少年だった。それもピッチャーで、打順は常に4番か5番。野球の上手な少年だった。「たまたま野球チームをつくるというので、誘われたんです。それがきっかけですよね」、今回、ご登場いただく山内 勝常彦は、笑いながら子ども時代を振り返った。まさか、たまたま誘われた野球で飯を食っていこうと思うようになるなんて、本人も予想していなかったことだろう。中学になり、山内は、調布大会で優勝。都大会にも出場している。横手投げながら、スピードに乗った球は、凡打の山を築いた。あわや完全試合も経験している。当然、プロも視野に入ってくる。山内は多くのプロ選手を輩出した早稲田実業に進学。8年下には荒木大輔がいた。江川や掛布といったわれわれでいえばブラウン管のなかでしかみたことのない選手たちとも実際に戦っている。「でも、もういいかって気持ちもありました。だから、野球ができる大学には進まず、宮崎の航空学校を受験したのです」。だが、この受験に失敗する。2回受けたが、ついに合格のキップは手に入らなかった。挫折といえば一つの挫折だろう。パイロットになるという目標は砕け散った。・・・・。
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