in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社ダイヤモンドダイニング 代表取締役社長 松村厚久氏登場。
サイゼリヤに学んだ大学、4年間。
高知県を後にし、日大に進学した松村は、長蛇の列をつくる人気店でアルバイトを始めた。店名は「サイゼリヤ」。そう、あのサイゼリヤがまだ誕生して間もない頃である。このサイゼリヤとの出会いが、松村の人生を決定づける。大学の4年間は、すべてこの仕事に捧げたようなものだ。だが、卒業時には、社員昇格のオファーを断っている。「サイゼリヤしか知らない人間になるのがイヤ」だったからだ。ちなみに松村が卒業したこの年、サイゼリヤは千葉県柏市に初のロードサイド店を開店し、いよいよ本格的な出店ラッシュを開始する。この時を上空から俯瞰すれば、2人の偉大な経営者が、瞬間的に交錯しているのがわかる。サイゼリヤ社長、正垣泰彦氏と、のちに「100業態100店舗」の偉業を成す、この物語の主人公でもある松村だ。さて、大学とサイゼリヤを卒業した松村は、当時、爆発的なブームを巻き起こしていた有名なディスコを経営する会社に就職した。「サイゼリヤで低価格帯の飲食店を経験してきたので、今度は、対極にある高級なエンターテインメントサービスを経験してみようと考えた」からである。・・・。
(社長記事やグルメ情報など飲食の情報はキイストンメディアPR事業部まで)
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