in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社梅の花 代表取締役社長 梅野重俊氏登場。
あだ名は「もやし」。
父がもやしの生産工場を営んでいた。だからなのだろうか、付いたあだ名は「もやし」だった。「子どもの頃はガリガリでね。それでもやしと言われるようになった」と今回ご登場いただいた株式会社「梅の花」代表取締役社長 梅野重俊は、そう言って笑う。
彼が育ったのは、福岡県八女市。熊本県の県境にあるこの市は、見渡す限り田んぼがつづく田舎町だった。その田舎町でも梅野は裕福な家で、祖父は田んぼを貸すいわゆる大地主。父が営んでいた「もやし」工場も高い利益を上げていた。「工場といっても家内生産です。ただ、もやしは数日で出荷できるわけですから、儲かっていたんでしょう。あるとき、家の通帳を盗み見てびっくりしたのを覚えています。テレビを買うのも早く、村の人たちがいつも家にいるような感じでした」と梅野は少年時代を振り返る。一方、もやしとあだ名を付けられた梅野だったが、やんちゃ盛りで、周りの少年たちのリーダー的な存在でもあったようだ。・・・・。
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