2012年5月29日火曜日

株式会社家族亭(KAZOKUTEI CO.,LTD.) 代表取締役社長 乾 光宏氏登場。

in-職(いんしょく)ハイパーの“飲食の戦士たち”に株式会社家族亭(英文 KAZOKUTEI CO.,LTD.) 代表取締役社長 乾 光宏氏登場。


家族亭
本文より~


山への憧れ、大学の選定


典型的な秀才とはいわない。勉強一本ヤリではなく、勉強以外のことにも本気になり、時には本気が過ぎてユーモアとなった。しかし、自分ではあくまでも大真面目である。
中学時代にはいろんなタイプの生徒がおり、彼らとも付き合えたことが、「一番楽しかった」と振り返る理由の一つであろう。しかし、高校はいわゆる進学校に入ったため、周りは真面目な優等生ばかりでつまらなくなった。
代わりに山登りに夢中になった。毎朝早朝のトレーニングとして、ジュラルミンの背負子にコンクリート・ブロックをくくりつけて40~50キロの重さにしたものを背負い、独りで、近くの神社の石段を何回も往復した。近所の人は変人と思ったかもしれない。しかし、本人は、「近所の目は気にはならなかったが、ときどき野良犬が吠え掛かってくるのには困った。逃げようとするとバランスが崩れてしまうから」と、当時を思い出す。
「当時は一流の登山家となることを目指していました。高校では山岳部にも誘われましたが、独りで登るからこそ、先鋭な登山をする土台ができると思い、断っていました。1ヶ月に3回は山に登る。単独行によって数々の登攀記録を残した『加藤文太郎』っていう登山家がいて、彼に憧れていたから、独りで登ることに意味があると思っていたのです。この『加藤文太郎』って人は、新田次郎の『孤高の人』のモデルにもなった人です。」
一方、勉強の方はどうだったんだろう。「一学年に400人ほどいるうち、だいたい上から20番が定位置でした。それより上にいけなかったのは数学が苦手だったからで、『私は文学青年だ』といって威張っていました。ところが、3年の2学期の受験校を決める大切な実力試験のとき、不思議と肩の力が抜け、数学でも1番になりました。このため、総合でも1番となり自信をつけました。」・・・。


株式会社家族亭(英文 KAZOKUTEI CO.,LTD.) 代表取締役社長 乾 光宏氏


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